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化粧水と精製水、どう違う?正しい使い分けで素肌力アップ

鏡を見たとき、「なんだか最近、肌がくすんで見える…」そんな日、ありませんか?
毎日スキンケアをしているのに効果が出ないのは、もしかしたら化粧水と精製水の使い方を間違えているからかもしれません。

実はこの2つ、見た目は似ていても目的も役割も全然違います。
化粧水は“お肌へのごちそう”、精製水は“お肌の掃除係”。この順番や使い方を意識するだけで、透明感やメイクのりがぐんと変わるんです。

今回は、20〜40代の女性が知っておきたい「化粧水と精製水の違い」と「正しい使い分け」を、美容のプロ目線でわかりやすく解説します。あなたの素肌力、今日からアップさせましょう。

目次

化粧水とは?お肌に“水のごちそう”を

化粧水は、スキンケアのファーストステップ。
洗顔後のお肌は、皮脂膜が洗い流され、バリア機能が一時的に低下しています。このときに水分を与えないと、肌は乾燥してツッパリ感が出たり、小じわやくすみの原因に。

化粧水には次のような役割があります。

  1. 水分補給:乾いたスポンジが水を吸うように、肌にうるおいを届ける
  2. 美容成分の浸透サポート:後から使う美容液やクリームのなじみを良くする
  3. 肌コンディションの調整:pHバランスを整え、刺激に強い肌環境を作る

主な成分と効果

  • ヒアルロン酸 … 高い保水力でぷるんとした肌に
  • コラーゲン … 弾力サポート
  • ビタミンC誘導体 … 透明感とキメを整える
  • 植物エキス … 鎮静や肌荒れ予防

💡 ワンポイント
とろみのある化粧水は乾燥肌向け、さらっとした化粧水は脂性肌や暑い季節におすすめ。季節や肌状態で使い分けると、肌が安定しやすくなります。

精製水とは?“お掃除係”のような存在

精製水というと“純水”を思い浮かべる方もいますが、ここでいう肌の精製水は拭き取り化粧水のこと。
その役割はズバリ「汚れや古い角質をやさしくオフ」することです。

こんなときにおすすめ

  • 夕方になるとTゾーンがテカる
  • メイクのりが悪く、ファンデがムラになる
  • 毛穴の黒ずみやくすみが気になる

種類別の特徴

  • アルコール入り … 抗菌作用があり、さっぱり感が強い。皮脂が多い肌やニキビ肌に◎
  • アルコールフリー … 刺激が少なく、乾燥や敏感肌でも安心

精製水はただ汚れを取るだけではなく、その後に使う化粧水や美容液の浸透力を高める“導入役”でもあります。

💡 ワンポイント
肌をこすらないことが鉄則。コットンにたっぷり染み込ませ、なでるようにやさしく拭き取るのが美肌のコツです。

化粧水と精製水の違いをひと目でチェック

両者の役割を混同すると、スキンケア効果は半減します。以下の表を参考に、自分の肌ケアを整理しましょう。

化粧水肌の精製水
主な目的水分・美容成分を与える汚れ・皮脂・古い角質を取る
使用タイミング洗顔後すぐ洗顔後 or 導入前
テクスチャーとろみ or さらさらさらさら
成分保湿成分、抗酸化成分、美白成分アルコール、収れん成分、抗菌成分
肌効果潤い・ハリ・透明感UP毛穴詰まり予防・浸透率UP

どう使い分ける?おすすめルーティン

忙しい毎日でも、このひと手間で素肌がぐんと輝く。
肌が喜ぶ秘密のステップ、知らないままじゃもったいない!

朝のケア

  1. 洗顔
  2. 精製水で軽く拭き取り(※皮脂や毛穴が気になる日だけ)
  3. 化粧水でたっぷり水分補給
  4. 美容液 → 乳液 → UVケア

夜のケア

  1. クレンジング & 洗顔
  2. 精製水で古い角質や汚れをオフ
  3. 化粧水でしっとり保湿
  4. 美容液 → クリームでフタ

💡 毎日使うよりも、週2〜3回のスペシャルケアとして精製水を取り入れると、肌のバランスが崩れにくくなります。

まとめ:二刀流で肌のポテンシャルを最大化

  • 化粧水=お肌への“ごちそう”で栄養補給
  • 肌の精製水=美容成分が届きやすくなるよう“玄関掃除”

この二つを目的別に使い分けるだけで、肌の透明感、ハリ、メイクのりまで変わります。
「汚れを落としてから潤す」という順番を守れば、日々のスキンケア効果は確実に底上げされます。
未来の自分の肌に投資するつもりで、今日からルーティンに組み込んでみましょう。

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書いたのはこの人

ハレオ ハレオ 元・肌に無関心の美容家

元は美容に無頓着だったハレオです。写真に映った自分の肌に危機感を覚えた日から、美容とスキンケアの探求を続けてきました。
成分や生活習慣、効果的なケア方法を調べ、実際に試す中で得た知識と体験が今の発信につながっています。
このブログでは、科学的な裏付けと実体験に基づいた「肌を育てるための習慣」をわかりやすくお届けしています。

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